同窓会広報に対して過去に提案した施策を紹介します

こんにちは!同窓会コンサルタントのイトウ(@dosokai_ito )です。
 
 

先日、同窓会の役員の方とお会い致しました。

同窓会役員の方にお会いしました!【都内某有名校】

非情に意識の高い方で、広報部門のお悩みをお聞きいたしました。

要約するとこんな感じです。

・現在会報誌を年に複数回発行しているが、インターネット時代の速度ではないと感じている。
・SNSを強化したいが、学内にノウハウがなく、否定的な意見が多い。
・魅力的な学内コンテンツがあるのにもかかわらず、情報収集が徹底できていない。

イトウ

なんて意識の高い同窓会だろうか…。

 

これらのお悩みをすぐに解決できるとは思いませんが、他の同窓会でも広報にお悩みをお持ちの方は多くいらっしゃいます。

以下、広報関係で私が過去に他の同窓会様に提案させて頂いた施策をつらつらと。
当然ながら、これらの提案は組織の規模や役員構成によって全く有効性が異なります。

イトウ

あくまで参考程度にどうぞ。

お悩みの内容を紐解いてみよう。

上記のお悩みを詳細はこんな感じです。

会報誌を年に複数回発行しているが、インターネット時代の速度ではないと感じている。

まず多くの同窓会や校友会が年に一度、もしくはそれ以下での発行です。
複数回というのは、非情にレベルが高いです。
役員の皆様はボランティアで行っていらっしゃるとのことですから、
仕事と掛け持ちしつつ打ち合わせや執筆を行うのは、かなりのご負担だと思います。
それでも発行できるのは、母校愛の賜物なのでしょう。

SNSを強化したいが、学内にノウハウがなく、否定的な意見が多い。

さすが中の人です。中の人ならではのお悩みだと思います。
SNSに明るくない方ほど「炎上」を必要以上に恐れています。

教育機関、特に高校や大学はSNSでの広報が苦手です。
と、いうのも近年バズった(拡散された)ものの多くは、
賛否両論が条件となるからです。

例えば、これ。

参考 結婚のご報告。30年彼女がいなかった僕が、秒速で結婚できた理由。紳さんの秒速結婚生活

 

会ってすぐ結婚なんて、普通の人ならまずしません。
でも結婚ですから「おめでとう」というプラスの感情が働く記事でもあります。
こういった賛否両論のコメントがSNS上で繰り広げられることによって話題となっていきます。
このさじ加減はリスクを取れることが前提ですので、
「正しいことを正しく」教えている教育機関が最も苦手とするところなのです。

魅力的な学内コンテンツがあるのにもかかわらず、情報収集が徹底できていない。

最近、同窓会にとってもとても明るいニュースがあり、マスコミにも取り上げられたようです。

当時そのニュースの時の人は地方出張。

学校幹部やその地方の同窓会支部の方と談笑をされていたようです。

その時の写真の一枚でも送ってくれればすぐにSNSで拡散できたのに…」と非常に残念そうでした。

同窓会と学校は別組織であることが多く、大きくなればなるほど本部と支部の距離は離れてしまいます。

母校で良いニュースがあったのに、全く知らされていなかった…は同窓会役員あるあるではないでしょうか。

 

過去の解決提案

あくまで「参考まで」ですが、過去に広報関連のご相談を頂いた際に提案差し上げた案です。

名簿管理システムを導入する

冊子の印刷および郵送業務では、名簿の確認と校正作業で1ヶ月はかかります。
名簿確認が自動化されることに加え、住所の出力も簡単にできるようになるので、確認業務を大幅に短縮できます。
国内にはわずかではありますが、同窓会名簿専用のシステムを構築されている業者もあり、いずれ改めて紹介したいと思います。

 

発行回数や手段を見直して、浮いた資金を他のことに充てる

同窓会の支出内訳ではどうしても「通信費」が大きくなりがちです。
会報誌を発送しますと、郵送費と印刷費で一人当たり200円前後。
1万人の同窓会では200万円の費用が発生します。

民間企業の殆どが広報をダイレクトメールからWEBに変えているわけですから、同窓会でも「ここぞ」の会報誌はダイレクトメールで、それ以外はWEBでの発信に切り替えるということも考えられます。
200万円あれば、専用WEBサイトを制作会社に発注することも可能です。

URLがあれば共有も簡単。拡散もできます。

リスクを取ることは中々判断が難しいですが、まずはWEBを意識した広報にしていく。

徐々にSNSでの拡散を見込んだつくりにしていくのも手です。

 

ツールを用いて連絡を加速させる

いずれの同窓会でもボランティアでされている方が多く、少しでも組織が異なれば軋轢が生まれます。

同じ同窓生でも学科が異なったり、性別が異なったり。

様々な方がいらっしゃる中で、同じ方向を向くのはとても困難です。

イトウ

これは民間企業でも同じですよね。

私が以前、お付き合いをした同窓会では、分科会を設けてSNSのグループ機能を用いて連絡を取り合ってました。

一億総記者時代と呼ばれる現代。

スマホで撮った写真はその場で送れる世の中です。

普段からグループを作っていることで、広報速度を加速させます。
とはいえ、同窓会では文明の利器に明るくない方もいらっしゃいますから、何が一番良い情報共有ツールか見極めることが大切です。

通知ばかりきても鬱陶しいと思いますし、ツールはあくまでツール。
心が繋がれる手助けであると位置付けましょう。

 

まとめ

何度も書きますが、同窓会の数だけお悩み、解決案がございます。

規模、部門、卒業生の特徴などを踏まえて進めていくことが大切です。

同窓会運営に対して、ご不安な点やお悩みがございましたらお聞かせください!

イトウ

一緒に解決案を探していきましょう!
 
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