久々に書かせていただくネタは、私のポエムです。
長かった。
長かったです。
いつからでしょう、自分が「意識高い系」になっていたのは。
イトウ
妻
イトウ
大学時代を振り返る
今からちょうど10年ほど前。
私の学生時代=新興IT企業が躍進した時代でした。
大学1年次にはヒルズ族という言葉が流行り、その代表格であったライブドアの一連のニュースは今でも脳裏に焼き付いています。
イトウ
社長であった「ホリエモン」こと、堀江隆文氏は当時30代半ば。
20代で上場を果たした彼は、既に巨万の富を稼いでいました。
私が籍を置いていた経営学部にとって、彼らのドラマチックな買収劇は格好の講義材料です。
先生方もニュースの度に彼らの何が凄いのかを解説してくださいました。
- 日本企業がタブーとしていた、敵対的買収。
- 徹底的な合理主義。
- 創業者が社長を務めるオーナー企業ならではの圧倒的な意思決定速度。
これが凄い、だから強い。
勉強を心から楽しめたのは、この時代であったからだと思います。
イトウ
そんな学生時代を過ごし、大学3年次の後期。
いよいよ就職活動に差し掛かります。
就職活動を振り返る
グラフィックデザインの研究室に所属していた私は、広告代理店を中心に活動を始めました。
イトウ
そんな中、一社強烈なインパクトを残す会社に出会いました。
その会社は、サイバーエージェント。
言わずもがな、藤田晋社長が率いるヒルズ族を代表する企業です。
当時はブログビジネスが有名になったころでしたでしょうか。
WEB広告会社であり、講義でもその名をよく耳にしていたという理由で、選考を受けることにしました。
会社説明会は、渋谷の大きなホール(確かセルリアンタワー)。
学生数百人が集められ、冒頭の挨拶は藤田社長でした。
人材は会社で最も重要なことであり、説明会でも社長自ら挨拶をしているのことです。
イトウ
その後、その場で選考を兼ねたグループディスカッションが行われ、会場を後にしました。
そして家に帰って配布資料を見返すと、紙袋から一冊の本が。
「渋谷で働く社長の告白 著:藤田晋」。
藤田社長自身の学生時代から就職、起業、上場、挫折、結婚…と人生の紆余曲折が赤裸々(?)に綴られています。
一人の若者が生活の全てを捨てて、会社経営に打ち込む。
ベンチャー企業ならではの苦悩、そしてそれを上回るやりがいを生き生きと伝えてくれます。
私はこの本にどっぷりとハマりました。
本書の中には藤田社長が起業を志した運命の一冊が紹介されています。
「ビジョナリーカンパニー」。
私にとってのビジョナリーカンパニーは、この「渋谷で働く社長の告白」でした。
入社した会社
残念ながら、この後5次選考まで進んだのにも関わず、サイバーエージェントからは内定を頂けませんでした。
イトウ
しかしながら、この一冊の影響で自身の軸が大きく動くこととなります。
エネルギッシュで、成長している会社で活躍したい!
「渋谷で働く社長の告白」に明記されている企業を片っ端から受けたのです。
それに伴っていつしか志望業界も広告代業から、IT企業へとシフトしていました。
その中で、私が入社を決めた会社は、株式会社USEN。
藤田社長が独立前に勤めた会社、インテリジェンス(現パーソルホールディングス)の親会社(当時)です。
しかもUSENの社長はインテリジェンス創業者である宇野康秀氏。
当時からヒルズ族の兄貴分として有名でした。
いわば宇野社長はサイバーエージェント藤田社長の師匠なのです。
藤田さんが独立した環境と同じ環境で働ける…!
おまけに本社は東京ミッドタウンの超高層フロア!
最高の環境をゲットし、大学を卒業。
こうして、イトウの社会人生活がスタートするわけですが、この後どっぷりと意識高い系をこじらせていきます。
いかにして、こじらせていくかというと…。
イトウ
と、いうことで続く!
妻
イトウ
イトウ
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