前回、我が子の自転車体験を書かせていただきました。
【実録!】低身長に悩む4歳の子が2時間で自転車に乗れた方法イトウ
誉めまくり攻撃
補助輪付き自転車で、ろくな練習ができなかった初日。
しかも最後に転んでしまい、
もう自転車には乗らない!
こんなセリフが飛び出す始末。
しかし買ったばかり自転車、一度転んだくらいで乗らなくなってしまってはたまりません。
ここぞとばかりに本人のモチベーションを上げようと必死に褒めました。
イトウ
妻
イトウ
我が子には申し訳ないのですが、そんなことは一切思っていませんでした。
とはいえ我が家は共働きですから、やるなら短期決戦の方が精神的にも肉体的にも楽です。
ここで自転車に埃を被らせるわけにはいきませんでした。
誉めまくっていると、一丁前に自己分析(?)の様な事をポツリ。
グラグラしないようにすればいいと思うんだけど…。
何とかメンタルが回復したのでしょうか。
少なくとも転んだことは頭から少し抜けたようです。
洗脳攻撃
平日は私も妻も仕事をしており、次に時間を取れるのは翌週の土日となります。
早く起きられた朝は10分程ですが、補助輪付で近所を回りました。
練習というより、自転車を好きになってもらうためです。
と、同時に補助輪を外したくなるように洗脳攻撃(?)をしていました。
イトウ
自転車とすれ違った際には
イトウ
と、言い続けます。
更に家に帰ってからは私が自転車の旅をした時の写真を見せました。
イトウ
妻
自転車練習は私に一任ですが、妻も洗脳攻撃には加勢してくれました。
すると…。
補助輪ってガラガラうるさいんだよね~。
攻撃が効いたのでしょうか。
よく分かりませんが、「補助輪=ダサい」という認識になったのかもしれません。
ここぞとばかりに親も乗っかり、
イトウ
と、「補助輪ナシ=カッコいい」の洗脳を続け、補助輪を取る流れを作りました。
2回目の練習開始
そして購入&練習初日より1週間後、2度目の練習日を迎えました。
前回は午前中に自転車購入、午後練習の流れでしたが、今回は丸一日練習に費やすことができます。
早速補助輪を外し、練習をすることとしました。
ちなみに前回は交通公園の周りをグルグル回っただけ。
後半に飽きが見られたので、今回はゴールを設定し、そこまで自転車に乗って行くこととしました。
目的地は我が子の大好きな隣駅の大型公園です。
距離にすると1km強。
大人の足で歩くと15分、走れば5分といったところでしょうか。
普段この辺りをランニングコースとしているので、交通量が少ないのも分かっています。
イトウ
腰にくる体勢
補助輪付では、ペダルを漕ぐという行為ができていたのですが、補助輪なしではそうはいきません。
中腰になり、子どもと共にハンドルを持ちながらペダルを漕いでもらいます。
購入した自転車はシンプルな仕様で、子どもをさせるための「手押し棒」などついていませんでした。
ハンドルの高さは私の膝の辺り。
我が子の横に並走しながらハンドルを握るため、オラウータンのような体勢になります。
おまけに横に並ぶわけですから、ペダルに接触しない様に腕を伸ばし切って進まなければなりません。
自転車の速度は時速8~9kmほどでしょうか。
走るよりは遅いですが、1kmもこの体勢を続けては、腰が曲がったまま戻らなくなってしまいます。
負担も大きく、手押し棒がついていないモデルを買ったことを激しく後悔した次第です。
イトウ
横で並走する体勢はとにかく辛いので、途中サドルの下部をしっかり持つ体勢に切り替えつつ公園を目指しました。
サドル下部を持つ姿勢も並走同様辛いですが、自分が我が子の自転車に接触することはないので、気持ち楽でした。
我が子は不安だったようで、
後ろじゃなくってハンドル持ってー!
と叫んでいましたが、私の腰も爆発寸前だったのでそんな事は聞いていられません。
一刻も早くゴールにつくようにひたすら進みました。
早くこの時を終わらせようと、強めにサドルを押すので速度も出ます。
止まって進んでを繰り返すこと30分。
ようやく公園に到着いたしました。
イトウ
ちょうどこの日は母の日。
公園で遊んだ後には小さなカーネーションを購入し、自転車の籠に入れて持ち帰ることにしました。
女の子だからでしょうか。
我が子は花を籠に入れて運ぶ、という行為に目をキラキラさせていました。
これでモチベーション高く帰れそうです。
大ゴケ
などと言ってる最中。
帰りの道でオオゴケしてしまいました。
緩やかな下り坂。
調子に乗った私のミスです。
イトウ
ドンガラガッシャーン!
うええええん!!
速度が出るなら手を放しても体勢を保てるのでは…と手を放してしまいました。
イトウ
しかし、ここで「自転車に乗らない!」となるとやっかいです。
ほぼ無理やり乗せて、今度はガッチリとハンドルを握りながら帰りました。
帰宅後はランチ。食べながらYoutubeで
自転車 乗り方
などと検索し、上位に来た動画を眺めながらそうめんをすすりました。
何が良かったのか思い返す
といったところで、文字がまた多くなってきてしまいました。
イトウ
この後の午後練習で我が子は乗れるようになります。
正直に申し上げて、この段階では乗れるという確証は全くなかったのですが、今となっては
これが良かったのでは?
と思うことがありました。
補助輪を外す前~初めて補助輪ナシ自転車にチャレンジしたことを纏めます。
1.褒めまくり、洗脳をした。
→やはり子どもには肯定感を持たせるのが大切なのかと。自分から乗りたくなる…ってのが大切ですよね。
2.モチベーションの維持を工夫した。
→目標場所を設定したり、花をかごに入れて帰ったりと本人のモチベーションを上げるように心がけました。
3.サドルの下部を持って、速度を出した。
→最腰が痛くなりサドルの下部を持って進みました。
ある程度速度を出さないとすぐにフラフラしてしまうので、子どもにペダルを踏むクセがついていたと思います。
つい「ゆっくり!」と声掛けしたくなりますが、速度を出した方が安定するのも事実です。
いかがでしょうか。
結果論とはなりますが、上記この辺りがカギとなったのではと思います。
ということで、また区切らせていただきます。
後編にするつもりが中編となってしまいました…。
イトウ
【実録!】低身長に悩む4歳の子が2時間で自転車に乗れた方法:後編
イトウ
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